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zoom RSS LinuxでCPUの温度やファンの回転数を取得する

<<   作成日時 : 2014/08/26 21:06   >>

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LinuxでCPUの温度やファンの回転数を測定できる lm-sensors というツールがあります。
これを使うと、マザーボード上の各種電圧やファン回転数、温度を取得して表示出来ます。

lm-sensors のインストールと設定について説明します。
また、CPU温度を取得できるファイルについても末尾で説明します。

インストール



インストールは次のように行います。
root で以降の作業を行います。


CentOS6.5
yum install lm_sensors

Ubuntu14.04
apt-get install lm-sensors



インストール後、最初に sensors-detectコマンドを実行します。


sensors-detect


sensors-detectコマンド実行で、各種センサーの検出と設定を行います。


実行後、質問がでますが、Enter を押します。
Enter で各項目のデフォルトが選択されます。

最後に次の項目で yes と入力します。


Ubuntu14.04の場合
Do you want to add these lines automatically to /etc/modules? (yes/NO)

CentOS6.5の場合
Do you want to overwrite /etc/sysconfig/lm_sensors? (YES/no):


これで、下記ファイルに必要な設定が追加されます。

Ubuntu14.04の場合
/etc/modules

CentOS6.5の場合
/etc/sysconfig/lm_sensors



sensors-detect の実行が終わったら、再起動し、インストール完了です。


使用方法


使用するにはコマンド sensors を実行します。

実行すると、下記のようにマザーボード上の各種電圧やファン回転数、温度が表示されます。
表示内容は、マザーボードによって異なります。


# sensors
coretemp-isa-0000
Adapter: ISA adapter
Core 0: +54.0°C (high = +80.0°C, crit = +100.0°C)

it8718-isa-0290
Adapter: ISA adapter
in0: +1.10 V (min = +0.77 V, max = +1.54 V)
in1: +1.81 V (min = +1.62 V, max = +1.98 V)
in2: +3.26 V (min = +2.96 V, max = +3.63 V)
in3: +2.98 V (min = +2.54 V, max = +3.46 V)
in4: +3.04 V (min = +2.70 V, max = +3.30 V)
in5: +0.00 V (min = +0.02 V, max = +4.06 V)
in6: +1.20 V (min = +0.02 V, max = +4.06 V)
in7: +2.54 V (min = +2.24 V, max = +2.75 V)
Vbat: +3.20 V
fan1: 1880 RPM (min = 1500 RPM)
fan2: 1650 RPM (min = 1149 RPM)
fan3: 1603 RPM (min = 1149 RPM)
fan4: 1573 RPM (min = 1149 RPM)
fan5: 0 RPM (min = 10 RPM) ALARM
temp1: +42.0°C (low = +5.0°C, high = +62.0°C) sensor = thermistor
temp2: +38.0°C (low = +5.0°C, high = +62.0°C) sensor = thermistor
temp3: +51.0°C (low = +5.0°C, high = +90.0°C) sensor = thermal diode
cpu0_vid: +2.050 V


Core 0 となっている箇所は、CPUの(各コアの)温度です。
4コアのCPUだと、Core 0 〜 Core 3 が表示されます。

temp1 等の temp数字 の箇所は、マザーボード上の温度センサーの値です。
マザーボード上のどこのセンサーかはマザーボード毎に異なります。

fan1 等は、ファンの回転数です。
これも本体のどのファンかは、マザーボード毎に異なります。
どの値が本体のどのファンかを調べるとしたら、デスクトップPCの場合は、マザーボード上のファンのケーブルを抜いて回転数が下がった箇所で特定します。


以上のように、CPUの温度やファンの回転数を取得することが出来ます。


Ubuntu14.04 でファン回転数などが取得できない場合


Ubuntu14.04 で以下のように温度だけが表示される場合は、以降の手順を試してみて下さい。


# sensors
acpitz-virtual-0
Adapter: Virtual device
temp1: +40.0°C (crit = +120.0°C)

coretemp-isa-0000
Adapter: ISA adapter
Core 0: +50.0°C (high = +86.0°C, crit = +100.0°C)
Core 1: +46.0°C (high = +86.0°C, crit = +100.0°C)


/etc/default/grub の GRUB_CMDLINE_LINUX= の行を次のようにします。
無ければ追加して下さい。

/etc/default/grub

GRUB_CMDLINE_LINUX="acpi_enforce_resources=lax"


その後、次のコマンドを実行します。

update-grub


再起動後、以下のように、電圧や温度、ファン回転数が表示されるようになります。


# sensors
acpitz-virtual-0
Adapter: Virtual device
temp1: +40.0°C (crit = +120.0°C)

coretemp-isa-0000
Adapter: ISA adapter
Core 0: +44.0°C (high = +78.0°C, crit = +100.0°C)
Core 1: +44.0°C (high = +78.0°C, crit = +100.0°C)

it8718-isa-0290
Adapter: ISA adapter
in0: +1.17 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
in1: +3.04 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
in2: +3.33 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
+5V: +2.99 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
in4: +3.01 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
in5: +0.06 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
in6: +0.10 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
5VSB: +2.96 V (min = +0.00 V, max = +4.08 V)
Vbat: +3.09 V
fan1: 1599 RPM (min = 0 RPM)
fan2: 0 RPM (min = 0 RPM)
fan3: 898 RPM (min = 0 RPM)
temp1: +38.0°C (low = -1.0°C, high = +127.0°C) sensor = thermal diode
temp2: +41.0°C (low = -1.0°C, high = +127.0°C) sensor = thermistor
temp3: -11.0°C (low = -1.0°C, high = +127.0°C) sensor = thermistor
cpu0_vid: +1.219 V
intrusion0: OK






CPU温度の他の取得方法について


lm-sensors によらずにCPU温度を取得する方法です。

ディレクトリ /sys/devices/platform/coretemp.X (Xは数字) が存在する場合、CPU温度を以下のファイルから取得できます。

X,Yは数字です。X はコアNo.です。

/sys/devices/platform/coretemp.X/tempY_input


ファイル内に数字が記述されていますが、1000分の1 にした値が温度です。


参考



lm sensors (日本語) - ArchWiki
Ubuntu 13.10 インストールしたらやること:lm-sensors をインストールする: プログラマの歩き方
coretemp による CPU の温度観測 - msr_humpy のはてなダイアリー
modprobe it87: ERROR: could not insert ‘it87′: Device or resource busy | Мои черновики
D945GCLF2でlm_sensorsを動かす - Kerosoft : Modus Operandi


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